ツリージャーマンダー

 Teucrium fluticans

 

 古くはにおいや害虫よけとして使われていました。葉に白銀の毛が生えていて、シルバーリーフが庭の暗い場所を明るくしてくれます。よく茂るので、生垣や目隠しとしても使えます

苗でもよく売られますが、ハーブとして売られることも多いです。知り合いの庭から分けてもらうなら、たねより挿し芽や株分けのほうが手軽です。

 

科と属名 シソ科ニガクサ属

園芸分類 耐寒性常緑小低木

原産地 地中海沿岸地方

別名 ルバージャーマンダー、テウクリウム

用途 花壇、コンテナ、ハーブ(食用など)、切り花

花期 69

草丈 150200センチ

花色 青紫

 

たねまきの適期 910月、早春から春

たねのまきかた 床まき

発芽適温 1520

覆土 たねが隠れるくらい、23ミリ覆土します

発芽までの日数 1421日くらい

移植 できます。苗が手でつまめるくらい育ったら、本葉26枚でポット上げします

定植の株間 50100センチ程度

適する土壌 水はけのよい、有機質に富んだ土を好みます。弱アルカリ用土を好み、酸性土を嫌います

水やり 乾燥を好みます。地植えでは乾きすぎたときだけ与えます

肥料 春先と秋に少量与えます

日光 日当たりを好みます

殖やしかた 花後たねが実ります。地下茎で殖えます。挿し芽でも殖やせます

耐暑性 高温多湿を嫌いますが、比較的耐えます

耐寒性 強いです

病害虫 ほぼ問題ありません

その他 小さな庭では適宜切り戻して、コンパクトに姿よく保ちます。放置して伸びすぎるとあとで美しい姿にするのは難しいので、切ると枝分かれしてさらにボリュームが出ます。まめに不要枝を切り整えます

 

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