レモンマリーゴールド
Tagetes lemmonii
典型的な短日タイプの草花で、秋になってから開花します。葉には名前から連想されるレモンのシトラス系にマリーゴールド独特のにおいが混じったような香りがします。ハーブティとしても利用できます。
センチュウやナメクジなどの虫を寄せつけない効果もあるので、コンパニオンプランツとして利用する手もあります。種子はあまり出回りませんが、園芸種の苗が出回ることがあります。
科と属名 キク科コウオウソウ属
園芸分類 耐寒性多年草または低木
原産地 北アメリカ南部からメキシコの標高の高い山岳地
別名 宿根マリーゴールド、マウンテンマリーゴールド
用途 花壇、ハーブ(ティなど)、切り花
花期 9~11月。初夏から咲く日長に左右されない園芸種もあります(ゴールドメダルなど)
草丈 30~150センチ
花色 黄
たねまきの適期 9~10月、4~5月
たねのまきかた 床まき
発芽適温 15~20℃くらい
覆土 たねが隠れるくらい、3~4ミリほど覆土します
発芽までの日数 7~14日くらい
移植 できます。苗が手でつまめるくらい育ったら、本葉2~4枚でポット上げします
定植の株間 育て方により、60~100センチくらい
適する土壌 水はけのよい、あまり肥えすぎていない土を好みます
水やり 乾燥に強く過湿を嫌います。地植えでは乾きすぎたときだけ与えます
肥料 春に少量追肥します。秋にも生育の状況を見て追肥します。肥料が多すぎると伸びすぎて乱れ、花つきも悪くなります
日光 日当たりを好みます
殖やしかた 花後たねが実ります。挿し芽でも殖やせます
耐暑性 高温多湿を嫌いますが、耐えます。夏に風通しがよく午後の強い日差しの当たらない場所に植えます
耐寒性 比較的強いですが、地上部が枯れます
病害虫 ウドンコ病に注意します
その他 苗のときにピンチして分枝を促します。育つにつれて茎が伸びていくので、夏までは適宜切り戻して姿を整えます。花後も短く切り戻して冬越しに備えます
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